犬の痙攣で考えられる8つの原因

室内犬

photo by Gary Millar

 

ここでは犬の痙攣について、考えられる原因をまとめています。

「犬が痙攣を起こしたけど、その原因が分からない・・・」

そんな時の参考にしてみてください!

犬の痙攣とは?

まず始めに、ご自身のワンちゃんに見られたものが、痙攣であるかどうかを確認しておきましょう。

痙攣の症状は以下の通りです。

  • 全身が硬直し、震える
  • 体の一部が硬直し、震える
  • 失禁
  • 嘔吐
  • 一時的に意識がなくなる
  • 大量のよだれ

痙攣の多くは、数秒から長くても2分程度で治まります。

不安や恐怖、あるいは寒さなどからくる体の震えとは違うことに注意してください。

 

犬の痙攣の原因

痙攣を起こす原因には様々なものが考えられます。

原因備考
てんかん発作痙攣を起こす最も多い原因。神経細胞の異常によるもの
脳の異常脳梗塞、脳腫瘍、脳炎など
血液異常低血糖、低酸素症など。日頃の食生活によるもの
中毒症状誤飲誤食によるもの
トキソプラズマ症動物の生肉やネコの糞から感染。子犬や老犬に多い
犬ジステンパー飛沫感染、接触感染。ワクチン接種で予防可能
クリプトコッカス症カビによる感染。鼻水やくしゃみを伴う
門脈シャント先天性。かかりやすい犬種もいる

 

以下で、それぞれの原因について詳しく解説していきます。

心当たりのある原因があれば、その箇所を参照してください。

 

てんかん発作による痙攣

犬 不安

photo by Napolean_70

 

痙攣の原因で最も多いのが、てんかん発作です。

てんかん発作は神経細胞の異常で発症し、慢性的に痙攣を起こします。

神経細胞に異常が起こる原因も様々で、なかには原因がよく分からないケースも存在します。

そのため予防をすることが難しく、完治するケースのほうが少ないという現状です。

獣医さんに診てもらっても

「てんかん発作ですね」

の一言で終わってしまうことも多いです。

次に発作が起こったときに適切な対処を取ってあげる、これが愛犬のために我々飼い主にできることです。

関連記事:犬のてんかん発作の原因とその時に飼い主がすべきこと

 

脳の異常による痙攣

脳腫瘍脳梗塞など、脳の病気の症状として痙攣が起きる場合もあります。

一般的に、脳腫瘍などは目立った症状が見られませんが、痙攣(主にてんかん発作)は比較的現れやすい症状です。

こうした命に関わる重大な病気の可能性もあるため、一度でも痙攣を起こしたのなら病院へ連れて行ってあげてください!

 

血液異常による痙攣

低血糖や低酸素症、低カリウム血症などの血液異常なども、痙攣を引き起こします。

こうした病気の原因は、日頃の食生活が主な原因として挙げられます。

しっかりと診察を受けて治療すれば、痙攣も起こらなくなり完治します。

 

中毒症状による痙攣

食べ物や植物、異物誤飲による中毒症状で、痙攣が起こることも。

早いものは数分程度で症状が出始めますが、なかには数日経ってから症状が出始める中毒物質もあります。

原因を明らかにするためには、数日前から犬の行動を思い出す必要があります。

※普段と変わらない散歩コースでも、知らない間に殺虫剤除草剤がまかれていることもあります

 

トキソプラズマ症による痙攣

トキソプラズマ症は、トキソプラズマという原虫が寄生することで起こる感染症です。

感染しても基本的には無症状です(たまに発熱する程度)

ただし、子犬や老犬など免疫力が弱い犬が感染すると、肺炎や肝炎、脳炎などに悪化し、痙攣などの症状が見られることもあります。

トキソプラズマ症は、動物の生肉を食べたり、すでに感染している猫の糞便をクンクン嗅いだりすることが原因で感染します。

※トキソプラズマは加熱で死滅するため、加熱済の肉は大丈夫です

 

犬ジステンパーによる痙攣

犬ジステンパーが進行し、神経系にまでウィルスが侵入した場合は、痙攣を起こします。

通常はそれよりも前に咳などの分かりやすい症状が見られるため、ここまで見過ごすことはないでしょう。

ただし、ジステンパーのワクチン接種を受けていない子は注意が必要です。

関連記事:犬ジステンパーとは?

 

クリプトコッカス症による痙攣

クリプトコッカス症は、クリプトコッカスというカビに感染して発症します。

くしゃみ鼻水が代表的な症状で、鼻に腫瘍ができて鼻が腫れることもあります。

そして、中枢神経にも感染が広がると、痙攣や麻痺などの症状が見られるようになります。

クリプトコッカス症は、免疫力が弱い子犬や老犬、病中病後の犬での発症が多いです。

 

門脈シャント

門脈とその近くを流れる大静脈との間にシャント(異常な連絡路)が生じる病気です。

※門脈・・・胃腸や膵臓から血を集めて肝臓に送る働きのある血管

アンモニアなど、本来肝臓で解毒されるはずの毒素が体中を循環して、様々な障害を引き起こします。

ふらつき痙攣よだれなどが主な症状です。

原因の多くは先天性のため、予防は極めて困難です。

以下、門脈シャントの好発犬種です。

  • ミニチュア・シュナウザー
  • シェットランドシープドッグ
  • ヨークシャテリア
  • シーズー
  • ラブラドールレトリーバー

 

痙攣が起こったら必ず病院へ

病院

 

ここまで書いた通り、痙攣の原因は本当に様々です。

「痙攣はすぐに治まったから」

「痙攣後もケロッとしているから」

といった理由でそのままにしておくと、重大な病気を見逃してしまうことになります。

飼い主さんが安易に「大丈夫だ」と判断せずに、必ず病院で診てもらってくださいね。

※実際に痙攣が起きた時の対処法は、以下の記事を参照してください

犬のてんかん発作の原因とその時の飼い主がすべき対処法

 

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