犬の糖尿病のすべて~症状・原因・治療法・費用・食事~

犬の糖尿病の症状や原因、治療費について

 

「うちの子ってひょっとして糖尿病かしら・・・」

「糖尿病の治療費って、どれくらいかかるの?」

 

そんな飼い主さんに向けて、この記事では犬の糖尿病の症状や原因、治療費などについてまとめています。

以下の目次から、気になる箇所をクリックして是非ご覧ください^^

糖尿病ってどんな病気?

犬の糖尿病ってどんな病気?

 

糖尿病は膵臓(すい臓)から分泌されるインスリンが不足し、血糖値がコントロールできなくなる病気です。

分かりやすく言うと、高血糖がずっと続いてしまう病気ですね。

糖尿病はヒトの生活習慣病として有名ですが、今では成犬の200頭に1頭が糖尿病と言われるほど、犬にとっても身近な病気となっています。

 

糖尿病は以下の2つに大きく分けられます。

  • インスリン依存型(I型)
  • インスリン非依存型(II型)

犬の糖尿病のほとんどは前者の、インスリンが分泌されないインスリン依存型(I型)です。

珍しいケースとして、インスリン非依存型(II型)を発症するワンちゃんもなかにはいます。

この場合はインスリンがちゃんと出ているので、インスリン注射の必要もありません。

肥満などの原因を解消すれば、おのずと血糖値も下がっていきます。

 

それでは、多くのワンちゃんが悩むインスリン依存型の糖尿病とは一体どんな病気なのでしょう?

ここからは糖尿病の症状や原因について詳しく見ていきましょう。

 

犬の糖尿病の症状

犬の糖尿病の症状

 

「ウチの子も糖尿病ではないか心配・・・」といった飼い主さんもおられると思います。

まずは以下の代表的な糖尿病の症状から、ご自身のワンちゃんに当てはまるものがないかをチェックしてみてください。

 

糖尿病の症状チェック項目

  • 多飲・多尿ではないか
  • 食べているのに痩せていないか
  • 食欲が増えていないか

 

こうした症状がワンちゃんに見られませんか?これらは糖尿病の初期症状として出やすいものです。

この段階で気づくことができれば、合併症などのリスクも低く、十分に対処することができます。

 

初期症状のなかでも特に見られるのが多飲・多尿です。

たくさん水を飲んで、たくさんおしっこをするというのは飼い主さんでも比較的気づきやすい症状だと思います。

 

糖尿病を患っているヒトのなかには「枕元にいつも水を置いている」という人も多いですよね?実はワンちゃんの場合もこれと全く同じです。

  • いつもより水の減るスピードが速い
  • いつもよりオシッコの回数が多い

という場合は、糖尿病を疑ったほうが良いかもしれません。

 

自宅でできる!糖尿病の検査キット

「一度獣医さんに診てもらいたいけど、うちの子は病院がスゴく苦手・・・」といった方もおられると思います。

そんな場合には、自宅で使用できる糖尿病の検査キットがオススメです(今では楽天などのネット通販でも販売されています)

検査キットを用意している病院もあります。この場合も飼い主さんが尿を持参するだけでOKなので、詳しくはかかりつけの病院にお問い合わせください。

 

糖尿病による低血糖の症状

糖尿病のワンちゃんのなかには、血糖値をコントロールできずに低血糖症を発症する子もいます。

低血糖症の症状は重く、飼い主さんならきっと気づくはずですが、万が一以下の症状が見られる場合は、すぐに病院で診てもらってくださいね。

  • ぐったりしている
  • 運動失調になる
  • 元気がない(無気力)
  • 下半身の麻痺
  • 痙攣(けいれん)
  • 発作

※補足 低血糖による痙攣は、全身が痙攣するてんかん発作とは違い、あまり激しくありません。

例えば、前足だけをつっぱったり、歯を食いしばって口が開かないなど、部分的な痙攣が起こりやすいのが特徴です。

 

糖尿病の末期症状

糖尿病が進行すると、初期症状とはまた違った症状があらわれます。

  • 食欲不振
  • 嘔吐
  • 無気力
  • ふらつき
  • 昏睡状態

 

末期になると、水を飲む元気もなくなり、足取りもおぼつかなくなります。

残念ながら、ここまで症状が進行すると、健康を維持することも難しくなってしまいます。

お薬で症状を和らげるなど、獣医さんと相談しながら、対処法を決めていきましょう。

 

 

犬の糖尿病の原因

犬の糖尿病の主な原因

 

以下、糖尿病の代表的な原因です。

原因のなかに心当たりがないかどうか、一度チェックしてみましょう。

  • 肥満
  • 老化
  • 遺伝(犬種特異性)
  • 妊娠・発情
  • 腫瘍
  • ウイルス感染

 

肥満による糖尿病

糖尿病の原因で最も多いのは“肥満”です。これはヒトも犬の同じなんですね。

これは肥満さえ防ぐことができれば、糖尿病のリスクもガクッと下がるということです。

 

「うちの子は理想体重だし、肥満ではない」という方も多いのですが、注意しておかなければいけないことが1つあります。

そもそも理想体重というのは目安であり、その子その子によってベストな体重は異なります。

また、体重には問題がなくても、脂肪がついている“隠れ肥満”の子も多いのです。

 

そこで是非一度試していただきたいのが“ボディコンディションスコア”を利用した肥満チェックです。

 

ボディコンディションスコア

参照:環境省ペットフードガイドライン

 

上記の図を参考に、一度ご自身のワンちゃんの体をチェックしてみてください^^

体重だけでなく、こうして見て・触ってチェックすることで、より正確に肥満かどうかを知ることができます。

 

老化による糖尿病

実は、老化というのも糖尿病の代表的な原因の1つです。

犬も歳をとると、基礎代謝が落ちていくため、筋肉が脂肪へと変わりやすくなります。

また、代謝が落ちると、これまでの食事量でも食べ過ぎになるため、肥満のリスクも上がるんですね。

犬の糖尿病の大部分は6歳以上で、子犬の割合はわずか3%と言われています。

こうした老化に伴う肥満を防ぐためにも、シニア期に入ったら太りにくい低脂肪ドッグフードに変えるのがオススメです。

 

遺伝による糖尿病

糖尿病になりやすい犬種には偏りが見られるため、遺伝も原因の1つと考えられています。

(糖尿病を発症しやすい犬種は以下の通り)

  • ミニチュアシュナウザー
  • ビーグル
  • ダックスフンド
  • トイプードル
  • マルチーズ
  • シーズー
  • チワワ
  • ポメラニアン など

 

糖尿病になりやすい犬種に小型犬が多いのは、比率が関係しているという説が有力です。

例えば、体重3kgのトイプードルを6kgにするのは比較的簡単ですよね?食欲旺盛な子ならすぐにこれくらいは太ります。

しかし、25kgのゴールデンレトリバーを50kgにするのは非常に難しいことです。

この比率の違いが普段の食生活などでも現れ、糖尿病の発症にも影響を与えているというのが一般的な見方です。

 

 

犬の糖尿病の費用

犬の糖尿病の治療費や検査費用

 

「一度獣医さんに診てもらいたいけど、検査にどれくらいお金がかかるの?」

「糖尿病の治療費はどれくらいかかるの?」

といった飼い主さんに向けて、この項目では諸費用について解説していきます。

 

糖尿病の検査費用

一般的には、血液検査によって糖尿病かどうかを診断します。

尿検査もあわせて実施するところが多いので、実際の検査費用は以下のようになります。

 

  • 血液検査 5000円
  • 尿検査 1000円
  • 合計 6000円

※地域や病院ごとに値段は変わるので、あくまで目安と捉えてください

 

インスリン注射の費用

糖尿病の治療には、インスリン注射が欠かせません(※II型を除く)

病院でインスリンの瓶と注射器を処方してもらい、毎日1~2回、飼い主さんが自宅で打つのが一般的です。

 

インスリンの瓶は1本4000~7000円で2か月持ちます。注射器は1本80~100円くらいのものが多い印象です。

インスリンの瓶と注射器をあわせると、1か月で6000~7000円ほどが相場になります。

 

※動物病院のなかには、インスリン入りの注射器を1本ずつ処方するところもあります。

一概には言えませんが、こうしたところはボッタクリ病院の可能性が高いので注意してくださいね。

注射器1本で300円もするため、1か月あたり18000~20000円にもなります。

 

 

犬の糖尿病の食事

犬の糖尿病の食事

 

糖尿病の犬には、血糖値を上げないような食事を与えるのが基本です。

通常であれば、食事によって血糖値が上昇しても、徐々に下がっていくものです。

しかし、インスリンの作用が弱い子は、高血糖が維持されてしまうため、様々な合併症を引き起こすリスクもあります。

 

これを避けるためには、消化速度の異なるいくつかの炭水化物を組み合わせる。

あるいは、繊維質を豊富に含んだフードを与えて、血糖値の急激な上昇を抑えることが大切です。

 

犬の糖尿病におすすめのドッグフード

(今では糖尿病に配慮した低糖・低脂肪ドッグフード も販売されています)

 

※いくら血糖値のことを気にしているフードでも、栄養が不足してしまうと療法食としては失格です。

糖尿病を患う愛犬のために手作り食にトライする飼い主さんも増えていますが、かえって健康を損ねてしまうケースも多い現状です。

(手作り食のレシピ本などもビジネスの一環であることは忘れないでください)

関連記事:後悔する前に知っておきたい手作り食のデメリット

 

 

いかがだったでしょうか?

糖尿病の症状や原因に当てはまるものがあった場合は、必ず一度獣医さんに診てもらってくださいね。

糖尿病は犬にとって身近な病気なので、肥満予防など、私たち飼い主ができることは今日からでも始めていきましょう^^

⇒肥満予防の王道!太りにくい人気ドッグフード

 

※糖尿の食事療法については、以下の記事で詳しく解説しています。

興味のある方は是非チェックしてみてくださいね。

⇒犬の糖尿病の食事メニュー・回数・手作り食について

 

 

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