こんな症状は要注意!犬の腎不全の7つの症状と早期発見ポイント

ゴールデンレトリバー

 

腎臓は、体内の老廃物を排出する重要な器官です。

腎臓の異常を放っておくと、体内に毒素がたまり、命を落とす危険もあります。

 

最も重要になるのは、言うまでもなく早期発見早期治療です。

そのために我々飼い主ができることもあるので、まずは症状や原因を知り、適切な対処を取れるようにしておきましょう。

 

犬の腎不全は大きく分けて

  • 急性腎不全
  • 慢性腎不全

の2つに分けられます。

以下、それぞれの原因や症状を見ていきましょう。

 

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急性腎不全とは?

犬

 

急性腎不全は突然発症し、1日で急激に症状が悪化する腎不全です。

致命的な病気のため、一刻を争う治療が必要となります。

 

急性腎不全の原因

  • 食べ物や薬による中毒
  • 脱水症状
  • 心不全 など

 

急性腎不全は、犬が食べてはいけないレーズンやブドウなどによる中毒をはじめ、脱水症状や心不全など様々な要因によって引き起こされます。

いずれも腎臓に大きなダメージが加わり、急激に症状が悪化します。

犬が食べてはいけない8つのもの【保存版】

 

急性腎不全の原因は、腎臓の前や後ろなど、起こる位置によって以下の3つに分けることができます。

 

  • 腎臓そのものの異常
  • 腎臓への血流異常
  • 排尿ができないことによる異常

 

腎臓そのものの異常は「腎性急性腎不全」と呼ばれます。

中毒などにより腎臓の細胞に異常が起きた時に発症します。

 

腎臓への血流異常によるものは「腎前性急性腎不全」と呼ばれます。

腎臓にたどり着く前の段階で、血流などが悪化することで発症します。

原因の一例としては出血や下痢、脱水、心不全などが挙げられます。

 

また、尿が体外へ排出できないことが原因で起こる腎不全は、「腎後性急性腎不全」と呼ばれます。

主に尿道や尿管、膀胱などの炎症や閉塞によって引き起こされます。

 

これらの急性腎不全の原因の中でも、とりわけ毒物によるもの(腎臓そのものの異常)は人の手で予防することができますよね。

ブドウレーズンユリ科の植物など、犬にとって致命的となるものを口にしないよう気を付ける

逆にこうしたことさえ守っておけば、急性腎不全のリスクは大きく減らすことができます。

 

急性腎不全の症状

犬

  • 尿が急激に減る(全く出なくなる)
  • 食欲低下
  • 嘔吐(吐き気)
  • 無気力

 

これらの症状は、数時間から数日のうちに急激に悪化します。

そのままにしておくと高カリウム血症や尿毒症を起こして命を落とすことも十分にあり得ます。

 

少しでもこれらの症状の気配があるなら、念のため動物病院で診てもらってください。

ただの体調不良かもしれませんが、それで済むなら言うことはありません。

 

急性腎不全の治療法

病気

 

急性腎不全は、一刻も早い治療が求められます。

少しでも処置が遅れると、体内に大量の毒素がたまり、尿毒症になり命を落とす危険もあるからです。

 

まずは原因となっている病気の治療を行い、腎臓への障害を抑えることが優先されます。

それと合わせて、症状を緩和したり、腎機能を回復させるために内服薬を服用するのが一般的です。

 

残念ながら、一度傷ついてしまった腎臓は元に戻りません。

急性腎不全を発症をする前に防ぐこと

これ以外に我々ができることはないとも言えるので、中毒など我々飼い主の手で防げるものはしっかり防いでおきましょう。

⇒ 犬が絶対に食べてはいけない8つのもの

 

 

慢性腎不全とは?

子犬

 

慢性腎不全は時間の経過につれて徐々に症状が悪化する腎不全です。

数か月~数年かけて腎臓の組織が破壊されていき、腎臓が70~75%の組織を失ったときに腎不全が始まったとされます。

(慢性腎不全は年齢とともに発症率も上がり、7歳ごろから特に発症率が高くなります)

 

慢性腎不全の発見は遅れやすい

腎臓は本来持っている75%の部分を失っても残りの25%がそれを補って機能します。

そのため、生体に異常はなく、症状もほとんど見られません。

 

そして、これこそが慢性腎不全の発見が遅れやすい理由です。

「何かしらの症状が出た」「血液検査に引っかかった」

という時には、すでにきちんと機能している腎臓はほとんど残っていないということも多いんです。

 

残りの25%だけで生活できるという頼もしさもありますが、気づいたころには時すでに遅しです。

これが慢性腎不全の難しいところです。

 

慢性腎不全の原因

  • 老化による腎機能の低下
  • 過度の塩分やタンパク質の摂取
  • その他の疾患によるもの
  • 遺伝的要素によるもの

 

老化により腎機能が低下すると、うまく老廃物を排出できなくなり、腎不全を起こすことがあります。

また、高塩分・高タンパク質の食事も腎不全の大きな原因の1つです。

糖尿病やがんといった腎臓以外の病気が腎不全を引き起こすこともあります)

 

また、腎不全を発症しやすい犬種も確認されているため、何かしらの遺伝的要素も関係していると考えられています。

(好発犬種は以下の通りです)

  • イングリッシュコッカースパニエル
  • ゴールデンレトリバー
  • ジャーマンシェパード
  • シーズー
  • ドーベルマン
  • ビーグル
  • ミニチュアシュナウザー など

 

慢性腎不全の7つの症状

犬 ボクサー

  • 喉の渇き(水をよく飲む)
  • オシッコの回数・量が増える(多尿)
  • 食欲低下
  • 体重減少(痩せてくる)
  • 嘔吐(吐き気)
  • 無気力
  • 口臭(毒素によるアンモニア臭)

 

腎不全の症状が現れ始めたころには、すでに腎不全が進行しているケースがほとんどです。

しかし、症状の現れ方にも段階があるため、初期の症状を知っておくことは早期発見に大きく役立ちます。

 

初期の症状

喉が渇くため水をよく飲むようになり、薄い尿を大量に出します(多飲多尿

これ以外に特に目立った症状はなく、この段階で腎臓の異常に気付くのは難しいとされています。

 

中期の症状

胃液を吐いたり、食べたものを吐くようになります(嘔吐、吐出

それと同時に、食欲もなくなり、体重も減少します(痩せてくる)

この段階で「何かおかしい」と気づき、病院に連れていく飼い主さんが多いです。

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末期の症状

ぐったりしていて、吐き気もおさまらず、足取りもふらつきます。

ここまでくると体内に毒素が大量に溜まっていて、尿毒症もかなり進行していると考えられます。無論、一刻を争う状況です。

 

“症状が現れないため、気づいた時にはすでに進行してしまっている”

という慢性腎不全の特徴を踏まえて、1日でも早く気付けるように、日頃からオシッコの量・回数などをチェックする習慣はつけておきましょう。

 

慢性腎不全の治療法

病院

 

一度ダメになってしまった腎臓は元に戻らないので、いかに残りの腎臓を長持ちさせられるかという治療となります。

 

初期・中期段階の治療

体内に尿毒素がたまると、分泌される胃液の量も増えます。しかし、胃液が多くなると、吐き気を催したり、潰瘍ができてしまいます。

そのため、これらを防ぐために胃液の分泌を抑える薬をまずは服用します。

 

さらに、尿毒素の産生を抑えるために、ホルモン注射やリン・ナトリウムを含む食事の制限などで腎機能を維持します。

体内の尿毒素を吸着し、尿とともに排出してくれるクレメジンという薬も広く使われます。

 

末期段階の治療

尿毒症もかなり進行しているため、まずは点滴で循環血液の量を増やし、尿毒症を改善することが優先されます。

ある程度症状がおさまったら、初期・中期段階と同じ治療が行われます。

 

なお、腎不全を発症したあとも症状を進行させないため、食事制限とは一生付き合っていくことになります。

市販のドッグフードにはタンパク質(リンを含む)が含まれているため、腎不全用の食べ物や手作り食を与えていくことになります。

 

 

慢性腎不全の予防

我々飼い主が少し気を付けるだけでも、慢性腎不全のリスクはかなり減らすことができます。

 

日頃から塩分の量には気を付け、栄養バランスの良い食事を与えるようにすること。

おやつをあげすぎないようにすること。

 

これらは飼い主として当たり前のことかもしれませんが、愛犬は自分で食べ物を選ぶことはできません。

我々がしっかりと腎臓に負担をかけないような食事を与えてあげましょう。

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まとめ(早期発見のポイント)

  • よく水を飲む
  • オシッコの量・回数が増えた
  • 食欲がない
  • 体重が減ってきた
  • 口臭がする(アンモニア臭)
  • 無気力(ぐったりしている)

 

腎臓は一度傷ついてしまうと、元には戻りません。

一度でも腎不全を発症してしまうと、その後も一生付き合っていくことになります。

 

我々飼い主が普段から少し気を付けるだけで、リスクを大きく減らすことができます。

早期発見・早期治療も重要ですが、なる前に防ぐということも常に意識しておきましょう。

 

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