犬の生理痛の症状に関するよくある質問【まとめ】

コーギー

photo by Miyo Sekimoto

 

避妊手術をしていないメス犬には発情期(ヒート)が訪れます。

それでは、人間の女性と同じように、犬にも生理痛はあるのでしょうか?

犬の生理に関するよくある質問をまとめましたので、是非参考にしてみてください。

犬にも生理痛はあるの?

結論から言うと、犬に生理痛はありません。

というのも、犬の生理(発情出血)と人間の生理(月経)は全くメカニズムが違うからです。

 

人間の生理のメカニズム

ヒトの場合は、受精卵が着床できるように、まずは子宮が準備を始めます。

そこで受精しなかった場合、不要とみなされた子宮内膜が排出されます。

これが人間の生理のメカニズムですよね。

 

犬の生理のメカニズム

一方、犬の場合は発情期の前(発情前期)に出血が見られ、出血後に妊娠可能な状態(発情期)を迎えます。

いわば、出血は「妊娠の準備オッケー」というサインなわけです。

 

人間の場合、生理が来た時にはすでに妊娠可能期間を終えています。

しかし、犬の場合は、出血後が最も気を付けなければいけない時期なんですね。

 

ヒトも犬も「生理のときに出血する」という点では同じですが、メカニズムはこのように全く異なります。

そのため、人間と同じように犬に生理痛が伴うというわけではないんですね。

 

ただし、犬にも発情期特有の症状は現れます。

そのため、犬に生理痛はないけれど、生理痛があるかのような素振りは見せます。

これが多くの飼い主さんが誤解してしまう理由の1つです。

 

 

知って損なし!犬の生理の3段階

犬の発情期は、以下の3つに分けることができます。

  • 発情前期
  • 発情期
  • 発情後期

上から順に見ていきましょう。

1つ目の発情前期は出血が見られる段階です。

外陰部の腫れや乳房の腫れが見られることもあります。

 

2つ目の発情期になると、出血も終わりはじめ、オス犬を受け入れる態勢が整います。

この間(10日間ほど)はオス犬との接触に最も注意しなければいけない時期です(メス犬もある意味ノリノリなのです)

 

そして、3つ目の発情後期には、出血も完全に終わり、オス犬を受け入れることもなくなります。

この段階では、想像妊娠の兆候を見せる子も多く、食欲低下や乳腺の発達が見られることもあります。

※発情後期は長ければ2か月ほど続きます

 

ここで飼い主さんに是非知っておいてほしいのは、出血が見られてから10日ほどが最も注意しなければいけない時期だということです。

 

 

犬も生理の時は食欲が落ちるの?

犬

photo by Honou

発情期に食欲が落ちる子もなかにはいます。

一般的に発情期で見られやすい症状は以下の通りです。

  • 食欲不振
  • 消化不良
  • 気だるさ
  • 毛ヅヤが悪くなる
  • 落ち着きがない
  • 不安そうにしている

 

特にこれらの症状が見られやすいのは、出血が終わったあとの発情期~発情後期です。

発情後期には嘔吐をする子もいますが、これも想像妊娠によるツワリに似たものだと考えられています。

 

なお、普段の生理よりも

  • 出血量が多い
  • 臭いがキツイ

といった場合には、子宮蓄膿症の可能性も考えられます。

万が一該当する場合は、念のため動物病院で診てもらってください。

高齢犬の場合は特に注意が必要です。子宮蓄膿症は高齢になるほど発症率が上がります。

 

 

出血がないけれど、うちの子に生理は来ていないの?

普通は年に2~3回の発情期が来るものです。

しかし、出血の量が少なく、犬が自分で舐めてしまうと、飼い主さんも気付かないことが多くなります。

 

また、ワンちゃんによっては、食欲低下などの症状が全く現れない子もいます。

このように、「発情期は来ているけれど、気づくことが難しい」というのが、実際のところだと思います。

 

 

犬もいずれは閉経するの?

結論から言うと、犬に閉経はありません。

高齢犬の飼い主さんなら、

「ここ数年は出血も見なくなったし、閉経したのかな?」

と思ってしまうかもしれませんが、犬の発情期はなくなりません。

 

しかし、多くの飼い主さんが「閉経した」と勘違いしてしまうのも無理はありません。

なぜなら、10歳ごろを過ぎるとホルモンの分泌が少なくなり、出血量も減るからです。

また、高齢になるほど、発情期の周期が長くなるとも言われているんですね。

 

こうした理由から、高齢犬になるほど発情期に気が付きにくく、閉経したと勘違いしやすいんですね。

とはいえ、出血が見られなくなっても、発情していることには違いありません。

ワンちゃんに精神的な負担などはかかっているので、いつもより神経質になっている場合は、実は生理の周期に該当しているのかもしれませんね。

 

 

生理の時は散歩しないほうが良いの?

犬の散歩

 

ワンちゃんの様子が普段とあまり変わらないようであれば、散歩はしてあげましょう。

ただし、生理が始まってから1か月ほどは、オス犬との接触を必ず避けてください!

 

メス犬の生理の匂いは、数キロ先にまで届くほど強烈なものです。

当然、それを嗅ぎつけたオス犬は興奮します。猛烈に発情します。

それに、もしも発情期にオス犬とすれ違ったりすると、突然襲われてしまう可能性もあります(※実例多数)

 

相手のオス犬にとっても、「目の前にメス犬がいるのに性交できない」ということは、大きなストレスとなります。

こうした接触はお互いデメリットしかないので必ず避けるようにしてくださいね。

 

また、散歩をさせる際には

  • 散歩の時間をズラす
  • 散歩のコースを飼える
  • 外飼いの子も家の中に入れておく

といった工夫も必要になってきます。

オス犬との接触を防ぐのも飼い主さんの責任なので、発情期は特に注意してあげてくださいね。

関連記事: 犬に散歩をさせる5つのメリットと上手な散歩のための注意点

 

 

まとめ

  • 犬に生理痛はない
  • 食欲不振や気だるさなどは発情期のサイン
  • 出血が少ないため、飼い主さんが気づかないことも
  • 犬に閉経はない(出血量が減る)
  • 発情期はオス犬との接触を避けること

 

いかがだったでしょうか?

最後に1つだけ注意点があります。

それは、発情期に見られる症状は、病気のときに見られる症状でもあるということです。

「全然食欲がない」「散歩や運動を嫌がる」

といった症状も発情期にはよくあることですが、病気の可能性もゼロではないんですね。

 

少しでも様子がおかしい場合、少しでも不安に思ったときは、迷わず獣医さんに診てもらってくださいね^^

 

※こうした生理の悩みも、避妊手術を受ければなくなります。

是非、避妊手術に関する記事もあわせてご覧ください^^

犬の避妊手術で悩んだら読みたい3つのメリットとデメリット

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