いざ愛犬が逆くしゃみを始めると、
大丈夫?すごく苦しそう…本当に死なないか心配。
と不安になりますよね。
そんな飼い主さんに向けて、この記事では犬の逆くしゃみの原因や治し方についてまとめています。
こんにちは、マルプーのすずめです
こんにちは、すずめパパです
何を隠そう、すずめも逆くしゃみが定期的に出ます。
今回は、実際にすずめにも試している“逆くしゃみをピタッと止めてあげる方法”も紹介しますね!
そもそも犬の逆くしゃみってなに?
逆くしゃみはいわゆる発作性の呼吸です。
通常のくしゃみは、鼻の穴を通って空気が勢いよく押し出されます。
一方の逆くしゃみは、鼻の穴から空気を勢いよく吸い込んでしまうのが特徴です。
逆くしゃみの音は以下のような感じです
- グエーグエー
- ヒックヒック
- ガーコガーコ
- ブヒーブヒー
逆くしゃみは危険?命の危険性について
飼い主なら誰しもが心配になることですが、獣医さんいわく、逆くしゃみは命に関わるものではないとのこと。
逆くしゃみが治まったあとも、何事もなかったのようにケロッとしていれば大丈夫とのこと!
(いつもケロッとしてるから…大丈夫だ!)
ただし、逆くしゃみも完治させるのは難しいため、今後も繰り返す可能性はあります。
逆くしゃみが起こる原因とは
残念ながら、逆くしゃみの原因は分かっていません。
ウィルスや細菌感染、アレルギー反応などが突発的な発作を起こすとも考えられていますが、本当のところは不明だそうです。
ただし、逆くしゃみを起こしやすい犬種は存在します
- プードル
- チワワ
- パピヨン
- パグ
- ブルドッグ など
一般的には小型犬や短頭種(鼻ぺちゃ)が逆くしゃみを起こしやすいと言われています。
あたしはトイプードルとマルチーズのMIX犬だから…どおりで起こしやすいわけだ!
逆くしゃみをピタッと止めてあげる5つの方法
さて、ここからは逆くしゃみをピタッと止めてあげる方法を紹介します。
いずれも実際に効果のあった方法なので、ぜひ試してみてください!
【1】唾をゴクリと飲ませる
唾をゴクリと飲ませて、嚥下(えんげ)を刺激することで逆くしゃみが止まることも多いです。
逆くしゃみをし始めたら、
- 舌を触る
- 手を舐めさせる
- お水を少し飲ませてあげる
などの対処をしてあげましょう。
ちなみに、すずめは手を舐めさせるとピタッと止まります
なんでか分からないけど、舐めているうちに止まってる…!
【2】喉や胸のあたりをマッサージする
逆くしゃみの最中に、喉元や胸元をゆっくりマッサージしてあげるのも効果的です。
愛犬がリラックスできるように、「大丈夫だよ~」と優しく声をかけながら行うのがコツ!
これもすずめには効果てきめんでした!
飼い主さんに優しくされると、逆くしゃみのことも忘れちゃう♪
【3】鼻の穴を軽く押さえる
逆くしゃみをしている時に、鼻の穴を軽く抑える方法もわりとメジャーです。
逆くしゃみの原因は空気を勢いよく吸うこと。その原因を根本から解決しようという方法です
逆くしゃみが起こるたびに、この方法でピタッと止めてあげるという飼い主さんもたくさんいます。
ただし、鼻の穴を強く押さえすぎないことが重要です。
長時間押さえてしまうと、かえって呼吸が乱れる恐れもあるので、ピタッとふさぐ程度にしましょう。
【4】おやつで意識をそらす
目の前に好きなおやつを出して、クンクンと匂いをかがせるのも1つの手です。
クンクンしている間に逆くしゃみが止まっていることも多いので、こちらも試す価値アリ!
意識がそれると、逆くしゃみが止まる子は多いようです!
【5】ツボを刺激する
人間にもしゃっくりを止めるツボがあるらしいのですが、犬にも同じようなツボがあります。
人間でいう肩甲骨と背骨の間、つまり肋骨が1番出ている部分を指圧してあげると、ピタッと止まる子もいます。
ツボについて実際に解説されている動画がありました↓
逆くしゃみに似た症状の病気に注意!
逆くしゃみと同じように「ガーガー」と音を出す病気もあることは知っておきましょう。
例えば、気管虚脱(きかんきょだつ)は逆くしゃみと間違えやすい病気の1つです。
気管虚脱は何らかの原因で気道がつぶれてしまい、呼吸がうまくできなくなる病気。アヒルの鳴き声のような「ガーガー」といった咳が出るのが特徴です。
また、逆くしゃみと似ている病気として、心不全や気管支炎なども挙げられます。
この場合は鼻水やよだれなどの分かりやすい症状を伴うことが多く、見分けもつきやすいのですが…
気道が狭くなることで呼吸が乱れ、逆くしゃみに似たような症状も出ることは覚えておきましょう。
心配なな1度病院で診てもらおう
最も避けたいケースは、
どうせ逆くしゃみでしょ
と決めつけてしまい、重大な病気を見落とすことです。
これは逆くしゃみですね。病気の心配はありませんよ
という獣医さんの一言ほど、安心できるものはありません。
心配な方は1度病院で診てもらいましょう!
病院に行く際のワンポイント
病院に連れていく際には、実際に逆くしゃみをしている様子を撮影しておくのがベストです。
獣医師さんにとって貴重な判断材料となり、適切な診断と治療を受けることができます。
犬が病院で逆くしゃみをしてくれるとも限りませんからね
まとめ|逆くしゃみをピタッと止める対処法
今回は逆くしゃみをピタっと止める方法をご紹介しました。
最後にもう一度内容をおさらいしておきましょう!
- 唾を飲ませる
- 喉や胸のあたりをマッサージしてあげる
- 鼻の穴を軽く押さえる
- おやつをあげる
- ツボを刺激する
いずれも実際に効果があったと評判の対処法です。
まずは手を舐めさせながら、大丈夫だよーと背中をさすってみてください!
すずめの場合はこれでピタッと止まります!