ドッグフードの年齢別と全年齢対応、違いや選び方を初心者向けに解説

すずめすずめ

この記事では年齢別ドッグフードと全年齢対応ドッグフード、どちらを選ぶべきかについて解説しています

すずパパすずパパ

ぜひドッグフード選びの参考にしてみてや!

年齢ごとにドッグフードは変えたほうがいいの?

犬の成長段階と年齢別ドッグフード

ペットショップやホームセンターに行くと、子犬用・成犬用・高齢犬用と年齢別にドッグフードが販売されていますよね。

あまりの選択肢の多さに頭を悩ませてしまう…これも飼い主あるあるです。

女性シルエット

本当に年齢ごとにドッグフードを変える必要があるの?

女性シルエット

ずっと同じドッグフードじゃダメなの?

飼い主なら誰しもが1度はこうして疑問に思うもの。

結論からいうと、年齢別・全年齢対応どちらを選んでも間違いではありません

ぶっちゃけ飼い主の好みの問題で、

  • 年齢別のドッグフードで長生きしている犬
  • 全年齢対応のドッグフードで長生きしている犬

どちらもたくさんいるので、最終的には今のワンコに合った原材料かどうかで判断していくのがおすすめです。

すずめすずめ

ちなみに、私はパピー用から成犬になるタイミングで全年齢対応に切り替えました

年齢別ドッグフードの特徴とメリット

親子で年齢別に歩く犬

年齢別ドッグフードは、成長段階によって、犬が必要とする栄養バランスやカロリーは異なるという考えのもと作られています。

●子犬用…体が発達する時期には、高栄養・高カロリーの食事が必要。

●シニア用…運動量と基礎代謝が落ちる時期には、カロリー控えめの食事が最適。

すずパパすずパパ

ただし、ここで注意したいことが1つあるで

年齢別ドッグフードを販売するメーカーは、成長段階に合わせた栄養バランスになっているとアピールしていますが…

実際のところは、成犬用・シニア用に分けることで売り上げが伸びるため、販売戦略の1つとして年齢別ドッグフードを導入しているメーカーも数多くあります。

すずパパすずパパ

成犬用とシニア用の中身がほとんど変わらないメーカーも山ほどあるもんなぁ

すずめすずめ

大切なのは原材料が安全かどうか、今の愛犬に合っているかどうかです

年齢別ドッグフードのメリット

●意外と選びやすい

年齢別で分かれていると選択肢が多いように思えますが、実際は【柴犬・7歳以上用】のようにターゲットが明確化されているので選びやすいのが特徴です。

好みのメーカーやシリーズを決めてしまえば、あとは成長段階に合ったものを選ぶだけで決まります。

年齢別ドッグフードのデメリット

●切り替えの手間がかかる

仮に愛犬に合っているドッグフードが見つかったとしても、シニア期には切り替えないといけません。その際、愛犬に合わなかったり、愛犬が偏食(好き嫌い)を起こすかもしれないリスクはつきまといます。

すずめすずめ

ドッグフードの切り替えは意外とめんどくさいんです…

すずパパすずパパ

味が変わることで偏食やワガママになる子もいるから、できれば切り替えは最小限にしたいところやで

●売上のことしか考えていない製品も多い

成犬用とシニア用の中身がほとんど一緒のメーカーもたくさんあります。なかには7歳~・10歳~・12歳~と区切っている守銭奴のようなメーカーも…。

すずパパすずパパ

7歳も10歳も12歳もシニア犬やん。さすがにやり過ぎやで…

年齢別ドッグフードを選ぶ際は、販売戦略に踊らされないよう、しっかりと原材料を判断する必要があります。

全年齢対応ドッグフードの特徴とメリット

みんなで仲良くドッグフードを食べる3匹の犬

全年齢対応ドッグフードは、ライフステージごとにドッグフードを変えず、給餌量で栄養素やカロリーを調整します。

全年齢対応ドッグフードでは、野生の頃はパピーもシニアも同じ動物のお肉を食べて、食べる量で栄養バランスを調節していた、という考えのもと作られています。

女性シルエット

ん?全年齢対応ってことはずっと同じフードじゃなきゃダメってこと?

と疑問に思うかもしれませんが、全年齢対応のなかにも

  • 低カロリー
  • 涙やけ用
  • アレルギー用

など、各メーカーからさまざまなドッグフードが販売されています。

むしろ、年齢別のように7歳以上用と区切られていない分、その時々の愛犬の症状にピッタリのものを見つけやすいのが特徴です。

すずめすずめ

ラインナップの豊富さよりも中身で勝負!といったメーカーが多いのも、全年齢対応ドッグフードの特徴です

全年齢対応ドッグフードのメリット

●切り替えの手間がない

1度愛犬に合ったドッグフードが見つかれば、なにかトラブルが起こらない限りは、ドッグフードを変える必要はありません。偏食や好き嫌いのリスクも低くなります。

●体重・体型を管理しやすい

同じドッグフードをずっと食べている犬は、与える量を変えれば簡単に体重も調整できます。

ドッグフードは製品ごとに栄養素やカロリーがバラバラなので、年齢別のようにコロコロ変えていると、体重管理も難しくなります。

全年齢対応ドッグフードのデメリット

●与える量がわりとシビア

全年齢対応ドッグフードでは、1日の給餌量で愛犬の健康をコントロールします。そのため、アバウトな量を与えていると、簡単にカロリーオーバーになることも…。

年齢別と全年齢対応、結局どっちがおすすめ?

ドッグフードを真剣に選ぶメガネをかけた犬

ドッグフードの中身がちゃんとしていれば、年齢別・全年齢対応どちらを選んでも間違いではありません。

冒頭でも書いたように、どちらを選ぶかはぶっちゃけ飼い主の好みの問題です。

  • 今の愛犬に合っているか?
  • 原材料は安全か?
  • 続けられる価格か?

などを総合的に判断して、愛犬の健康のためになるドッグフードを選ぶのが大切です。

愛犬に全年齢対応ドッグフードを選んだ理由

ドッグフードを食べる犬

あくまで一例ですが、筆者がすずめに全年齢対応ドッグフードを選んだ理由をご紹介します。

すずめすずめ

ちなみにパピーの頃は高カロリーのパピー用フードを食べていました

すずパパすずパパ

成犬になるタイミングで全年齢対応ドッグフードに変えたで!

成犬用とシニア用の中身が変わらないメーカーも多かった…

頭にバナナを乗せておとぼける犬

1つ目の理由ですが、やはり年齢別ドッグフードは販売戦略の色が強いから避けました…。

色々調べていると、成犬用とシニア用の中身がほぼ一緒のメーカーもあり、なんかイヤな気分になったんですよね。

それなら中身で勝負している全年齢対応ドッグフードにしよう!って。

全年齢対応ドッグフードのほうが高品質

高品質なドッグフードの評価

人気ドッグフードを楽天やAmazonで調べてみると、その大半は全年齢対応ドッグフードでした。

逆に、ットショップやホームセンターで売られている安いドッグフードは【年齢別】が多かったんですよね…

ドッグフードは安かろう悪かろうの傾向が強いので、安すぎるドッグフードを避ける形で、年齢別ドッグフードも淘汰されていきました。

フードジプシーから解放される!

ドッグフード選びに迷うフードジプシーの飼い主

愛犬に合ったドッグフードを1つ見つければ、一生そのドッグフードでOKというのが全年齢対応ドッグフード。

シニア期に入る際にまたドッグフード選びに迷って、フードジプシーになるのは嫌だな…と思ったのも全年齢対応ドッグフードを選んだ理由です。

すずパパすずパパ

フードジプシーは愛犬想いの飼い主さんほど陥りやすい“沼”やで

ドッグフード沼は一度入ると抜け出せないし、かなりの時間をムダにします。

とりあえず高品質で口コミの良いドッグフードを1つ選ぼう!(できれば一生コレで)という方針で、全年齢対応ドッグフードを選ぶのはおすすめです。

体重や症状からその都度合ったドッグフードを選ぼう

ドッグフードを与える女性と食べる犬

最後に1つだけ注意点ですが、年齢別ドッグフードを選ぶなら、メーカーの販売戦略には気をつけてください。

成犬用とシニア用の中身が変わらないドッグフードもたくさんあるので、できれば購入前にそれぞれの原材料を見比べてみることをおすすめします。

すずパパすずパパ

原材料と合わせて、タンパク質やカロリーなどの成分表示もチェックしておくと安心やで!

すずめすずめ

シニア用なのに成犬用とカロリーが変わらないものもあるから要注意!

まとめになりますが、その都度、体重や症状ごとに適したドッグフードを選ぶのが1番良いかなと思います。

太り気味なら低カロリーのドッグフードに、涙やけが目立つなら涙やけのドッグフードに、などなど。

すずパパすずパパ

年齢別にせよ、全年齢対応にせよ、いろいろとトラブルは起こるのが犬という動物やで

どのドッグフードも今後一切トラブルが起こらないことを保証するものではありません。

そのため、パッと1つ納得できるものを選んで、トラブルがあった際には柔軟に対応していく

これくらいの心構えでいると、フードジプシーにも陥らないで済むかなと!

※個人的には、高品質で口コミの良い全年齢対応ドッグフードを1つ決めてしまうのがおすすめです。

全年齢対応ドッグフードおすすめ3選